2015年 08月 27日
硫黄島に行きたい
しろ君が病気になる前の話です。
私は一昨年くらいから「硫黄島(読み方は「いおうとう」です)」に興味があり、
どうにかして行けないものかと思っていました。
そんなとき、こんな求人を見つけました。
勤務地、硫黄島。
うぉぉぉおおお!!!キターー!!!と思いました。
震災後は石巻で
「ボランティアのボランティア」(20~30人分のボランティア用の食事を作る係)
もやっていた私、調理なら得意です。
被災地では自衛隊の方々に大変お世話になりました。
私のようなボランティアが活動できるよう、
自衛隊や警察、消防などの皆さんが先頭に立って道を開いてくれました。
その恩をここで返さず、どこで返すのだ!
そして、「日本の未来」のために、
今生きている私たちのために闘ってくれた英霊にも
水をお供えして、お礼を言いたいではないか。
そう思い、私はすぐに履歴書を書いて事業者に送りました。
数日後、事業者から電話で連絡がきました。
そして開口一番に言われたこと。
「男性じゃないとダメなんですよ」
は!?
そんな条件、どこにも書かれていません。
理由を聞けば、現地はサソリやサメの多い危険地帯であり、力仕事もあるから、とのこと。
しかし、それって男女関係ありますか?
まったく納得できる理由ではなかったけれど、
とにかく絶対に女性の採用はない、ということだったので諦めざるを得ませんでした。
いまだに、その理由も、そしてなぜそのことが求人票に掲載されていないのかも
納得がいっていません(まぁ、女性が来ると何かと面倒くさいのでしょうね)。
うーむ。
硫黄島での遺骨収集も、参加してみたい活動のひとつです。
(こちらももっとハードルが低くなればいいのだけど)
御遺骨の収集にはもっと人を多く投入して、骨が土に帰ってしまう前に
少しでも多く集めて本土に戻してあげられたらいいのに、と思います。
戦後これだけ長い時間が経ってもまだ戻れないとは、なんとも悲しいことです。
8月(原爆投下、終戦)になると、毎年こういったことをよく考えます。
それにしてもここ数日は、寒いくらいですね。
数週間前のうだるような暑さはどこへ行ったのか。
皆さんも、どうぞ体調にはお気をつけて~。
転がる「しまお」。
しろ君に毛づくろいされる犬(毎日やってる)。
我が家は今日も平和です。
by necochan2010
| 2015-08-27 01:17
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