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なぜか猫が15匹もいます(1匹は空へ旅立ちました)。猫、ときどき、独り言のブログです。


by ねこまる
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飯舘村へ、再び。

とてもとても久しぶりに、飯舘村へ行ってきた。

今回は自分で組んだなかなかハードな旅で、
仕事の後、市役所での猫会議に出席して、一度帰宅し、
慌てて出発準備をして(仮眠できず)、終電で浅草へ出発。
(本当は前日に準備しようと思っていたけれど、猫の捕獲→手術が入り、
猫の運搬もあって、疲れて寝てしまい、準備ができなかったのだ)
浅草で友達と落ち合って、レンタカーで福島に向かった。
途中、サービスエリアで休憩しながら、朝6時半くらいに飯舘村に到着。

第一村猫、発見!

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村の気温は7度くらい。
寒いねぇ。寒いよねぇ。人間のせいで色々ごめんねぇ。
と思いながら、エサの準備。
置くなりガツガツと食べてくれた。

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エサは基本的に
パウチ(ウェットフード)を猫1匹に2袋。
ドライフードは大量にエサ箱の中に入れていく。

エサ箱は衣装ケースを改良したもので、
タヌキ、ハクビシン、アライグマなどの野生動物が食べないよう
テーブルの上に設置してある。
それでももちろん、野生動物が食べているところもあった(彼らも生きるために必死なのだ)。
写真の赤いテープはハクビシン避けの「激辛テープ」(←すごく舐めたい衝動にかられた)

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出会えた猫には直接エサをやる。
ドライフードを食べた直後なのか、あまり食べない猫もいれば、
あまりの空腹に、パウチ2袋分を飲むように食べる猫もいる。

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飯舘村は今、フレコン(除染した土を入れる大きな袋)の山と
太陽光パネルが海のように並んでいる。
以前に来たときは、植物が村を飲み込もうとするように、
道路も半分くらいになるまで草が覆っていたけれど、
今は除染のためにきれいになくなっていた。

どこを走っても、フレコンと太陽光パネルばかりの風景で、
自分たちが今、どこにいるのか分からなくなる。

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村にいるのは、除染作業員とごくわずかな村民だけ。
子供の姿はない。

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震災から5年半が経過した。
人が住めず、手の入らない家屋や納屋は、静かに朽ちていく。

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牛のいない牛小屋。

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村の外れにくると、放射線量も高く、すぐそこからは、立入制限。

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東京でアレコレ考えていても、どうしようもないこともあって、
とにかくまた現場を見たい。
そう思って行ってきた。
行かなければ分からないことや、
村の土の上に立たなければ感じられない痛みが、たくさんあった。
行って良かった。

今回は、今も毎月飯舘村に通い、犬猫のために尽力する自慢の友達と、
私が留守の間、うちの犬猫の面倒をみてくれた大切な猫友に、心から感謝。
一人では何もできない(たった一日、家を空けることすらできない)私は、
こうして誰かに頼らなければ、飯舘村に辿り着くことすら難しいのだ。

飯舘村には、ボランティアさんが毎日信じられないくらいの努力をしても、
まだ100匹程度の保護しなければならない猫が取り残されている。
もし、その猫たちを見捨てなければならないとしたら、
そのボランティア達の尽力は、いったい何だったのだろう、ということになる。
そうならないために、もう少し、力を貸してください。


あの日から、ほとんど止まったままの福島の時計の針を動かすのは、
この人災を起こした人の手しか、ない。

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Commented by はなちま at 2016-10-31 20:19 x
いつもブログを楽しみにしています。
引き揚げたコを迎えたい・・・・。
気持は激しくあるのですが、独り身で犬1ワンと猫10ニャンを抱えてます。
なかなか一時の感情では難しいものがあります。
それでも・・・とも考えたり。

少しでも私に出来る事で応援させて戴こうと思います。
Commented by necochan2010 at 2016-11-02 00:32
はなちま様
こんにちは。いつも「こんなブログに読者はいるのかな?」と思っていたのですが、いらっしゃいました!ありがとうございます。

お気持ち、よく分かります。
私もずいぶん悩んでいますが、ご存知の通り私もたくさんの犬猫を抱えています。
助けたい気持ちがどんなに強くても、実際の行動に出るのは慎重にならざるを得ませんね…。

残念ながら(そして当然ながら)、震災のことはどんどん風化していきます。
でも、まだ復興できていない場所も多いです。特に福島は。
ときどき誰かに「そういえばね…」と福島のことを話題に出すだけでも、きっとそれが何かに繋がっていくと思います。

私も、まったく大したことはできませんが、できることを続けたいと思います。
「できる人が、できる時に、できることを」
これがわたしたちの合言葉です。
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by necochan2010 | 2016-10-31 00:26 | Comments(2)