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なぜか猫が15匹もいます(1匹は空へ旅立ちました)。猫、ときどき、独り言のブログです。


by ねこまる
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原動力

私は10年前から犬猫の保護活動をしています。
今でも個人で細々と保護を続けており、去年からは地域猫活動も始めました。

とても飽きっぽい性格の私が(どれくらい飽きっぽいかというと、数年ごとに転職するくらいです)
こんなに長く動物に関わる原動力は何かというと、それはおそらく悲しみと怒りです。

あ、今日はどうやら暗い話になりそうですね(笑)

きっと多くの人は「ペット」とか「いぬ・ねこ」という言葉を聞くと、
可愛いとか、癒されるとか、モフモフとか、素敵なイメージがわくと思います。
でも私は、
虐待とか、遺棄とか、殺処分とか、生き地獄とか、
ずっとそういうことに関わっているため、少し複雑な思いを抱くのです。

保護活動をしているときは、既に捨てられたり殺処分寸前の犬猫を
家に連れて帰ることからスタートが切られます。
時に虐待とも取れるような飼い方をした挙句に犬猫を捨てていく飼い主には、
よからぬ思いを抱くこともあります。

地域猫活動では、猫嫌いな住民から
「殺してしまえよ!」とか「どっかに捨ててきて!」
と言われることもしばしばです(殺傷も遺棄も、どちらも罰則のある犯罪です)。
地域猫活動とは、地域の住環境保全のための活動なのですが、
「猫好きの活動」と勘違いした住民から、いきなり怒鳴られることさえあります。

そういった闇の中で活動していると、
自分が人であることに苦しみ(あるいは悲しみ)を感じるようになります。
そしてそれは時に怒りへと変化します。

しかしながら、ただ悲しみ、怒っていても、何も解決しません。
何かを変えたいと思うなら、その思いを昇華させ、行動につなげなくてはなりません。

地域猫活動において、私がいま最も重視しているのは「教育(普及啓発)」です。
様々な問題は、知識の不足や、自分には無関係だと思うことから始まると思うからです。
まずは「考えるきっかけ」や「気付き」を作りたいのです。
その「きっかけ」が早く来れば来るほど、変化も早く訪れるはずです。たぶん。

その実現のために市役所に通い、関わるメンバー全員で話し合い、
来年度から市民を対象としたセミナーや相談会を年4回開催するところまでこぎつけました。
また、来年度から市の予算も出るようになるため、皆でウ~ンウ~ンと腕組みをして、
3年~10年先を見据えた年間計画も立てています。
予算(税金)は無駄にせず、意味ある活動にして市民に還元しないといけませんからね。
なにしろ今年度から始まった事業なので(今年度は予算なし)、ゼロからのスタートです。
でも、0→1にするのは、私の得意とするところです。
今はスタートラインに立つべく、準備をしているところです。

こういった中長期の活動計画のほかに、もちろん現場での活動もしています。
(一回につき20~30軒訪問して地域猫活動について住民に説明したり、TNRをしたり)
でももちろん、うまくいくことばかりではありません。
先に書いたような、心無い言葉を投げつけられることもありますし、
色々な制約で、理想の形まで辿りつかないこともしばしばです。

今はこのような感じで、日々壁にぶつかって「ちくしょう!ちくしょう!」と思いながら、
猫のTNRをし、地域住民と話し合い、時に怒鳴られ(時に理解を得られ)、
月に数回ある会議に出て本気で職員と話し合い、膨大な数の資料や広報物、報告書を作成しています。
私は毎日仕事もしているので、仕事との両立もなかなかハードです。

ときどき、活動の原動力がネガティブな感情というのは間違っているのだろうか、と考えます。
今はまだ低いところでもがいており、「高み」に達していないのでよく分かりません。
でも、このネガティブな感情を抱かなくなったとき、
私の活動は終わる(不要になる)のだろうと思っています。

早く終わらせたい。
だから今、やるのです。




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by necochan2010 | 2017-03-20 02:14 | Comments(0)