Non solo 15 gatti neco2010.exblog.jp

なぜか猫が15匹もいます(1匹は空へ旅立ちました)。猫、ときどき、独り言のブログです。


by ねこまる
プロフィールを見る

<   2016年 10月 ( 2 )   > この月の画像一覧

飯舘村へ、再び。

とてもとても久しぶりに、飯舘村へ行ってきた。

今回は自分で組んだなかなかハードな旅で、
仕事の後、市役所での猫会議に出席して、一度帰宅し、
慌てて出発準備をして(仮眠できず)、終電で浅草へ出発。
(本当は前日に準備しようと思っていたけれど、猫の捕獲→手術が入り、
猫の運搬もあって、疲れて寝てしまい、準備ができなかったのだ)
浅草で友達と落ち合って、レンタカーで福島に向かった。
途中、サービスエリアで休憩しながら、朝6時半くらいに飯舘村に到着。

第一村猫、発見!

d0176418_23265550.jpg
村の気温は7度くらい。
寒いねぇ。寒いよねぇ。人間のせいで色々ごめんねぇ。
と思いながら、エサの準備。
置くなりガツガツと食べてくれた。

d0176418_23265473.jpg
エサは基本的に
パウチ(ウェットフード)を猫1匹に2袋。
ドライフードは大量にエサ箱の中に入れていく。

エサ箱は衣装ケースを改良したもので、
タヌキ、ハクビシン、アライグマなどの野生動物が食べないよう
テーブルの上に設置してある。
それでももちろん、野生動物が食べているところもあった(彼らも生きるために必死なのだ)。
写真の赤いテープはハクビシン避けの「激辛テープ」(←すごく舐めたい衝動にかられた)

d0176418_23361385.jpg
d0176418_23361211.jpg
d0176418_23361146.jpg
d0176418_23265204.jpg
d0176418_23265076.jpg
d0176418_23265583.jpg
d0176418_23442094.jpg
d0176418_23493013.jpg
出会えた猫には直接エサをやる。
ドライフードを食べた直後なのか、あまり食べない猫もいれば、
あまりの空腹に、パウチ2袋分を飲むように食べる猫もいる。

d0176418_23361551.jpg
d0176418_23413492.jpg
d0176418_23413156.jpg
d0176418_23361483.jpg
飯舘村は今、フレコン(除染した土を入れる大きな袋)の山と
太陽光パネルが海のように並んでいる。
以前に来たときは、植物が村を飲み込もうとするように、
道路も半分くらいになるまで草が覆っていたけれど、
今は除染のためにきれいになくなっていた。

どこを走っても、フレコンと太陽光パネルばかりの風景で、
自分たちが今、どこにいるのか分からなくなる。

d0176418_23265580.jpg
d0176418_23441829.jpg
d0176418_23444290.jpg
d0176418_23361649.jpg
d0176418_23501173.jpg
村にいるのは、除染作業員とごくわずかな村民だけ。
子供の姿はない。

d0176418_23361561.jpg
震災から5年半が経過した。
人が住めず、手の入らない家屋や納屋は、静かに朽ちていく。

d0176418_23351217.jpg
d0176418_23361616.jpg
牛のいない牛小屋。

d0176418_23265147.jpg
村の外れにくると、放射線量も高く、すぐそこからは、立入制限。

d0176418_23265303.jpg
d0176418_23265385.jpg
東京でアレコレ考えていても、どうしようもないこともあって、
とにかくまた現場を見たい。
そう思って行ってきた。
行かなければ分からないことや、
村の土の上に立たなければ感じられない痛みが、たくさんあった。
行って良かった。

今回は、今も毎月飯舘村に通い、犬猫のために尽力する自慢の友達と、
私が留守の間、うちの犬猫の面倒をみてくれた大切な猫友に、心から感謝。
一人では何もできない(たった一日、家を空けることすらできない)私は、
こうして誰かに頼らなければ、飯舘村に辿り着くことすら難しいのだ。

飯舘村には、ボランティアさんが毎日信じられないくらいの努力をしても、
まだ100匹程度の保護しなければならない猫が取り残されている。
もし、その猫たちを見捨てなければならないとしたら、
そのボランティア達の尽力は、いったい何だったのだろう、ということになる。
そうならないために、もう少し、力を貸してください。


あの日から、ほとんど止まったままの福島の時計の針を動かすのは、
この人災を起こした人の手しか、ない。

d0176418_23265346.jpg



[PR]
by necochan2010 | 2016-10-31 00:26 | Comments(2)
なんということでしょう。
気が付いたら10月も中旬です。
夏っていつ終わったのでしょうか…?

この数か月、いろんなことがありました。
主に猫、いやすべて猫のことなのですが。

市役所と協働で行っている「地域猫活動」は、ようやく形が見え始め、
住民訪問、捕獲、手術などを平日夜(仕事の後)と週末に行っています。
実質的に休みはほとんどない感じです。
11月に入ると多分もっと捕獲・手術の予定がタイトになると思われます。
(大型案件(つまり野良猫だらけの現場)に着手するのです)
そして、もっとやるべきこと・やりたいことがあります。沢山あります。
早く前に進みたい。

「オイラたちだけのんびりしちゃって、すまんね」
いいんですよ、猫はのんびりするのが仕事ですから。

d0176418_00261412.jpg
d0176418_00260995.jpg
でも、できればケンカはやめてください。
”最高にガンを飛ばすしまお”
目が細すぎて、ただのしょぼくれ顔。

d0176418_00280983.jpg

ものすごく頑張っても、この程度。
モク(手前)「・・・・・」

d0176418_00301204.jpg


話は変わって、
今月は29日(土)が空いていたので、その日はとてもとても久しぶりに、
福島県・飯舘村に取り残されている犬猫の給餌ボランティアに行くことにしました。
すぐにアレコレ調整してくれて、一緒に行ってくれる友達に感謝。
そして、私の留守中に犬の面倒を見てくれる猫友にも感謝。
何かをしようとすると、必ず誰かに頼らなければ、動けない今。
一人では何もできないことを痛感する。
だからこそ、誰かの役に立たなくてはいけないんだな。

飯舘村の犬猫をめぐる状況は、過酷で、いよいよ緊急事態です。
犬猫16匹を抱えている身としては、すぐに受け入れの手を挙げられないのがツライのですが、
とにかく、現場をこの目で見てこなければ、と思いました。
このブログをご覧になっている方は決して多くありませんが、
一人でも多くの人に、「福猫舎のブログ」で「残された猫の現実」を知って頂きたいと強く思います。




[PR]
by necochan2010 | 2016-10-17 00:51 | Comments(0)